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マンション基礎知識
管理員の1日に完全密着!

あなたが理想とするマンション管理のサービスレベルはどれ位?
居住者にとって、思わぬ難問やトラブルにも臨機応変に対応してくれるベテラン管理員の存在は、大変有難い存在です。

今回は、キメ細やかなサービスを実践している三菱地所丸紅住宅サービスが管理しているマンションの一日を例にとり、管理員が居住者へどのようなサービスを提供しているのかをご紹介します。

管理員の仕事って?

“受付”や“マンション内や周辺の清掃”といった私達の目につきやすい仕事ばかりを「管理員の仕事」として考えがちですが、実はこれ以外にも“設備のメンテナンス”から“マンションコミュニティーの円滑化”に至るまで、居住者が安心・快適な生活を送れるよう、私たちの目に見えない場所でも多様な管理業務を請け負っています。
例えば、マンション共用部分に設置された電灯の点消確認、管球類の交換のように、マンションの外観を保つだけでなく居住者の安全・防犯につながる毎日の点検作業もあれば、地域社会との重要な接点である町内会との連絡業務といった仕事もあります。

管理人の行う仕事

1. 受付業務
2. 点検/立会業務
3. 清掃業務
4. 報告連絡業務(日誌の記録・緊急時の連絡など)

管理員の一日のスケジュール

千葉県千葉市に建つ「稲毛ファミールハイツ」は総面積74,000平米という広大な敷地の中に24棟・1342戸が建ち並ぶ、大規模マンション。こちらのマンションを例に、管理員の一日を見てみましょう。

こちらのマンションでは、21名の管理スタッフによりマンションの管理業務が行われています。

8:00パトロール業務は9時からですがその前に毎朝30分~1時間かけて駐車場を重点的にパトロール。
8:50清掃員出動18名の清掃スタッフが出勤してきます。
9:15清掃朝礼の後、建物周辺の清掃。まずは落ち葉を掃除します。
11:00入金確認所長が管理費入金を確認しに銀行へ出向きます。
11:30来客対応管理事務所に訪ねてくる来客数も大規模物件の為、多くなります。
12:00昼休み
13:00打合せマンションの理事長が訪問され、書類に目を通したり、打合せを行います。
13:30植栽枝が伸びて日当たりが悪いとの居住者からのクレームに対応すべく、植栽について検討します。
14:00チェックマンションのフェンスに不具合の報告が入った為、早速対応に駆けつけます。
15:00会議理事長やフロント、所長が集まり管理費未収金について会議を行います。
16:20緊急連絡マンション内の緊急連絡は敷地が広い為、違法駐車の移動勧告など、緊急連絡はすべて放送で行います。
17:30業務終了

マンションによって異なる管理体系

マンションの管理体系には、住み込みで管理員が24時間常駐する「常駐」、日中のみマンションを管理する「日勤」、定期的に見回りにくる「巡回」の3種類があります。防犯や安全性の観点から考えると「常勤」が望ましいのですが、居住者の支払う管理費はその分高額になりますので、機械による24時間管理システム等を導入し、サービスレベルを落とさずに管理コストを抑えているマンションも見られます。
また、同じ「日勤」であったとしても、「ゴミ出し」や「不在時の荷物の預かり」「施設内の巡回」などに関しては、エリアや管理会社、管理員によって対応が異なるようです。
いずれの場合にも、管理員は非常に便利で頼りになる存在です。日頃から管理員と挨拶を交わすなどなどのコミュニケーションを持つようにすると良いでしょう。また、顔や名前を覚えてもらう事が、防犯にもつながります。

最後に
さて、今回のコンテンツはいかがでしたか?
管理体制は、マンションによって大きく異なることがおわかりいただけましたでしょうか。隅々まで目の行き届いたサービスを受けるには、それなりの管理費を支払う必要が生じますが、より安全で快適な生活を手に入れることが可能となります。マンション購入の際には、管理費を出費という観念のみで判断するのではなく、そのマンションの管理員が“どのようなサービスを提供してくれるか”という点にも目を向け、自分が必要とする管理サービスのレベルはどれ位なのかを把握することが必要です。