トップ > コムズ倶楽部 > マンションライフを楽しむ > マンションで快適なワークスペースを作ろう!
マンションライフを楽しむ
マンションで快適なワークスペースを作ろう!

働き方の多様化に伴い、自宅で作業をする人も増えてきています。個別に専用の部屋を設ける以外にも、ダイニングテーブルで作業をしたり、DEN(多目的スペース)を活用したりと、そのスタイルはさまざまです。マンションならではの快適なワークスペースのアイデアをご紹介します。

また今回は、自宅マンションにワークスペースを作るときのコツを、インテリアデザイナーの野口美湖さんにお聞きしました。(http://www.life-detox.jp/profile

「リビング派?個室派?」まずは、自分のスタイルを知る

まずは、「自身の生活スタイル、作業内容、作業スペース、この3点を整理することが大事です」と野口さん。これらを整理することにより、自分にとって快適に作業ができる環境はどのようなものかがわかり、「優先すること」が見えてくるそうです。それでは、この3点のポイントを確認していきましょう。

◇ポイント1:集中できるのはどんな環境?

・静かな場所がよい?それとも、多少の物音がしていても集中できる?
・明るく開放的な空間と、周囲と仕切られている空間とでは、どちらがよい?

◇ポイント2:どんなスタイルで作業をする?

・自宅での作業は毎日か不定期、もしくは休日のみ
・家族が家にいるときも、作業をする
・合間に家事もしたい

◇ポイント3:作業スペースはどのくらい必要?

・パソコンが置けるスペースのみ、もしくはその他のスペースも必要
・リビングなどに専用のワークスペースを設けることができる
・DENなどの多目的スペースや個室を使うことができる

3点のポイントを整理することで、具体的にワークスペースを作る場所がしぼられてきます。何を優先したいのかがわかると、リビングで作業をするのがちょうどよいのか、個室を用意した方がよいのかが見えてくるでしょう。

そして、おおよその場所が決まったら次は作業スペースづくりに取りかかりましょう。いきなり大きな家具を購入する必要はありません。まずは、今ある家具を利用しながら、自分に合ったスタイルをさまざまなパターンで試してみるとよいでしょう。次は、ちょっとした工夫で快適なワークスペースが作れるアイデアをご紹介します。

それぞれのスタイルに合わせたワークスペースのアイデア

使う人にとって、どの部屋で、どんなスタイルで作業をするのが快適なのでしょうか。リビング派と個室派それぞれのワークスペース作りのアイデアをご紹介していきます。

◇多少の物音はBGM。ダイニングテーブルで作業をする、リビング派の場合

ダイニングテーブルで作業をする場合、合間に家事をこなすなど、臨機応変に動けるメリットがあります。ただし、ダイニングテーブルに、資料などを広げたままにはできませんね。そこで、作業途中の物を素早く収納できる定位置を作るとよいでしょう。

手軽に取り入れられるのは、ワゴンタイプの収納棚です。使わないときは隙間に収納することができるので、作業のオンとオフをつけることができます。使う物が少なければ、大きめのトレーもおすすめ。素早く移動することができて便利です。また、壁面収納がある場合は、散乱しがちな資料をファイルケースなどで分類しながら、見た目もスッキリ収納できますね。

家族みんなで過ごすリビングでは、作業途中で片付けなくてはならないシーンを想定して収納方法を決めておくと、互いに快適に過ごすことができます。

◇生活部分とは切り分けて、静かな環境を重視する、個室派の場合

少しでも静かな場所で作業をしたい人は、一部屋を作業専用の部屋として用意するか、寝室などの一角にワークスペースを用意するとよいでしょう。専用の部屋が用意できなくても、リビングを出てそのスペースに移動するだけで、気持ちがリセットできるような空間をしつらえてみませんか?
また、DEN(多目的スペース)を仕事場にするのもおすすめです。リビングとキッチンの間など、生活導線のよい場所にある場合が多いので、家事と作業の導線を扉1枚で仕切ることができます。家族との距離も近く、すぐに作業に戻れるワークスペース作りができます。

◇家族と同じ空間に居ながら、専用スペースを作りたい場合

個室は用意できないけれど、専用のスペースが欲しい場合は、パーテーションや植物などで空間を仕切り、個室風にすることもできます。また、ソファーの向きを変えたり、小さな家具を間に置くだけで、エリアを分けることも可能です。

また、椅子とデスクの配置に変化をつけてみるのもよいでしょう。デスクを壁につけて、壁に向かって座るか、壁からデスクを離し、壁を背にして外の景色を眺めながら座るかで、ずいぶんと気分が違うものです。

「ライフ」と「ワーク」が融合した心地よい暮らし

いかがでしたか?家具などのしつらえ方をひと工夫することで、ワークスペースは思いの外手軽に作れることがわかりました。マンションのフラットな動線なら、時間・場所・気分の切り替えもスムーズ。"ライフ"と"ワーク"の両方をうまく共存させることができます。

また最近は、共用施設であるライブラリーやワークスペース、自習室などの共有スペースを備えているマンションも増えています。生活空間から離れながらも、自宅のそばで気軽に作業ができる場所として活用できるのが魅力です。

今後、働くスタイルや趣味の幅が広がり、在宅でのワークのニーズはますます高まるでしょう。自分のスタイルに合った快適なワークスペースを作ることで、"ライフ"と"ワーク"をうまく融合させたマンションライフを送ることができそうですね。

※居住用マンションで、専有部を仕事や事務所として利用する場合には、管理組合の承諾が必要なケースがあります。事前に管理規約を確認し、管理組合などにご相談されることをおすすめいたします。