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物を捨てようとするとき、「また使うかもしれない」、「捨てるのはもったいない」といった思いがよぎり、結局捨てられないことも多いのではないでしょうか。しかし、それではいつまでたっても物が減らず、たまっていく一方です。物が捨てられない悪循環を断ち切るために、まずは「捨てるルール」を決めることからはじめてみましょう。
一定期間使っていない物は捨てる、収納しきれない物は捨てる、という自分なりのルールを決めます。そして、そのルールにあてはまる物は思いきって捨ててしまいましょう。衣類や靴、雑誌など、たまりやすく捨てにくい物の「捨てるルール例」をご紹介します。
- 衣類

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- ・2年以上着ていない衣類は捨てる
- ・お気に入りでも、汚れやしみがある衣類は捨てる
- ・サイズが合わなくて着られない衣類は捨てる
- ・一つ新しい服を購入したら、古い服を一枚捨てる
- 雑誌・本・新聞

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- ・雑誌は一度読んだら捨てる、必要なページのみスクラップする
- ・本棚やマガジンラックに入り切らない分は捨てる
- ・繰り返し読む本以外は捨てる
- ・新しい本を買ったら1冊捨てる
- ・新聞の保管期間は回収日まで
- 靴
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- ・履かない靴は捨てる
- ・基本使用する3~4足、フォーマル用だけをとって置き、ほかは捨てる
- ・きれいでも靴擦れしてしまう靴や履いて痛い靴は捨てる
- 家具・寝具・家電
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- ・使用しなくなったら捨てる
- ・壊れてたら捨てる
- ・新しい物を買ったら、今まで使用していた物は捨てる
- 食材・調味料
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- ・腐っている食品や賞味期限の切れた食品は捨てる
- ・冷凍品も1年以上食べなかった物は捨てる
- ・使っていない調味料は捨てる
- 捨てにくい思い出の品やいただき物
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- ・昔の写真はスキャンしてデータとして残す
- ・いただき物でも趣味ではない物は捨てる
- ・子供の描いた絵や創作物は、デジタルカメラで撮ってデータとして残すことも検討する
捨てることが決まった不用品。そのまま処分してしまってももちろんよいのですが、「捨てる神あれば拾う神あり」。ただ捨てるだけではなく、かしこく処分する方法も考えてみませんか?

電化製品や家具、衣類などはリサイクルショップへ持っていきましょう。まだ使える物であれば、買い取ってもらえる可能性があります。リサイクルショップには、衣類をメインに扱っているところ、家具専門のところなど、それぞれ得意なジャンルがあります。ジャンルにマッチするものを持っていけば買い取ってもらえる確率が高くなります。1カ所ですべて片付けようと思わずに、数件まわってみるとよいかもしれません。
フリーマーケットは、値段交渉を楽しんだり、友人と参加したり、ちょっとしたレジャー感覚で不用品を処分することができます。出店料がかかるので、友人や知人に声をかけて合同で出店するとよいかもしれません。
ネットオークションは、ネット上に物を出品して、その情報を見てほしいと思う人が入札し、落札するというシステムです。自分では価値がないと思った物でも、ネットオークションに出品すると思わぬ高額で売れることがあります。
家電や大型家具を処分するには、費用がかかります。捨てる前に、友人や知人に声をかけたり、無料で引き取ってくれる業者を探したりしてみましょう。処分費用を考えれば、無料でもゆずってしまった方がお得です。
買い手やもらい手がつかなかった不用品は分別し、処分してしまいましょう。粗大ゴミはお住まいの地域にある粗大ゴミセンターに連絡して、処分します。
※ 年末は混雑するので早めに申し込むようにしましょう。
不用品を処分するのには、どうしても手間や費用がかかってしまいます。そこで、大切なのが「物を増やさないこと」です。今後は、捨てる物を増やさない暮らしを心がけてみましょう。
- ・不必要な物はもらってこない
- ・不用な物は、すぐに捨てる習慣をつける
- ・デジタル化する
- ・レンタルサービスを利用する
- ・物を購入する前に、家にある物で代用できないか考える
- 今年のうちにしっかり不用品を処分して、気持ちよく新年を迎えましょう。
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