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住まいのニオイ対策
よその家に行ったときに、その家独特のニオイが気になったという経験はありませんか?家の中にはニオイが発生する要因となるものがたくさんあります。もしかしたら、ご自宅でも他の人が気になるニオイが発生しているかもしれません。特に梅雨や夏場は、湿気のニオイ、カビのニオイ、汗のニオイなど、気になるニオイが多くなる季節です。今の時期から、ご自宅のニオイ対策をはじめましょう。
気づいていますか?自宅のニオイ

人間の嗅覚は、3,000~10,000種類のニオイを識別できるといわれ、ニオイが持つ化学物質が鼻の中の細胞に触れることにより、ニオイを感じる仕組みになっています。しかし、嗅覚は順応性が高く、同じニオイをかぎ続けると感度が鈍ってそのニオイを感じにくくなってしまうといった特徴があります。例えば、病院にいったときに気になる消毒薬などのニオイ。入った瞬間は気になりますが、診察を終えて帰るころには気にならなくなっていませんか?

自宅のニオイに気づかない理由も同様で、たとえ嫌なニオイが混じっていたとしても、そのニオイに慣れてしまうと、嫌なニオイと感じなくなってしまうというわけです。でも、自分ではニオイを感じなくても、ニオイが消えたわけではありませんし、それは他人にとって不快に感じるニオイかもしれません。そこで、普段のお掃除にちょっとプラスして、ご自宅のニオイ対策をはじめませんか?

気になるニオイを撃退しよう

住まいのニオイ対策の基本は、以下の3つです。

こまめな掃除
住まいのニオイは、細菌、カビ、食べカス、ホコリ、皮脂などの「汚れ」が原因の場合がほとんどです。消臭剤や芳香剤は一時しのぎで根本的な原因を絶つことができません。こまめな掃除を心がけて、ニオイの原因を取り除くことが一番のニオイ対策になります。
換気をする
最近のマンションなどに代表される高気密・高断熱な住まいは、エネルギー効率がいい反面、しっかりと換気を行わないとニオイがお部屋の中にこもってしまいます。ニオイが発生したら、換気をして家の外に逃がすようにしましょう。空気の出入り口を対角線上に2カ所以上つくると、風の流れができ効率よく換気できます。
ニオイを消す
ニオイは酸性、アルカリ性、その他の3つのタイプに分けられます。酸性のニオイ(体臭、肉の腐敗臭など)はアルカリ性(重曹など)のもの、アルカリ性のニオイ(トイレ、魚の生臭さ)は酸性のもの(酢など)で中和して消臭することができます。また、脱臭剤などでニオイを吸着したり、お香やアロマなど香りでマスキングしたりする方法も有効です。
場所ごとのニオイ撃退法

住まいの中でニオイの気になりやすい場所の、ニオイの発生原因とその対策を紹介します。

キッチン

キッチンはニオイの発生源となりやすいものが多い場所です。夏場は特にニオイが発生しやすくなるので、こまめに各場所のメンテナンスを行うように心がけましょう。

生ゴミ
こまめに捨てることはもちろん、ニオイの元となる雑菌は水分があると繁殖しやすくなるため、しっかり水気を切り、吸水性の高い新聞紙などに包んでから捨てるようにしましょう。また、生ゴミに重曹をふりかけておくと、ニオイの発生を抑えることができます。
シンク・排水口
シンクの水アカ、排水口にたまった野菜クズやヌメリなどに雑菌が繁殖するとニオイが発生します。そこでおすすめなのが、重曹と酢を使ってのメンテナンスです。重曹をたっぷりと排水口にふりかけ、その上から重曹の半分の量のお酢をふりかけます。そうすると、ぶくぶくと泡が立ってくるので、5分ほど放置。これを最後にお湯で洗い流すだけと、とても簡単ですから、毎日のお掃除にぜひ取り入れてみてください。排水口に10円玉やアルミホイルを入れておくと、ヌメリ予防になります。
調理臭
焼いた魚や肉のにおいが残らないよう、しっかりと換気を行いながら調理をするようにしましょう。それでもニオイが残ってしまったら、タオルを水にぬらしよく絞ってから、くるくるとお部屋の中で回してみてください。タオルの繊維に、ニオイの元となる分子が絡め取られてニオイが取れていきます。また、換気扇が汚れていると吸気が悪くなるので、換気扇もこまめに掃除をするようにしましょう。
トイレ

飛び散った尿を放っておくとアンモニア臭が発生します。これがトイレが臭う主な原因です。目に入る部分だけでなく、便器のふちや裏側、床、壁など隅々まで掃除するようにしましょう。尿はアルカリ性なので酸性の酢が有効です。酢水をトイレットペーパーに含ませて、隅々まで拭き掃除を。掃除後はそのまま便器に流して捨てることができます。また、便座カバーなどのトイレ用品もこまめに洗濯を。

玄関

家の第一印象を決める玄関は、もっともニオイに気をつけたい場所です。玄関のニオイの発生源は、ほとんどの場合が靴や靴箱です。

帰宅して脱いだばかりの靴は、汗や湿気を含んでいます。そのまますぐに靴箱にしまってしまうと、雑菌が増加してニオイが発生します。脱いだ靴は、まずは通気の良いところで2時間ほど陰干ししてから、靴箱にしまうようにしましょう。しまう前に、10円玉や茶殻を靴の中にいれると消臭効果が期待できます。茶殻は天日干しして乾燥させてからガーゼなど包むといいでしょう。
靴箱
雑菌の繁殖を抑えるためには、湿気を取ることが大切です。定期的に換気を行い、棚には新聞紙など湿気を吸収するものをいれておくと効果があります。プラスして、市販の消臭剤、コーヒーの出し殻など脱臭作用のあるものを入れておくとよいでしょう。
リビング

リビングで気になりやすいのがペット、そしてたばこのニオイです。

ペットのニオイ
人間と同じで、ペットの汗や皮脂が体臭の元となるので、定期的なシャンプーやこまめなブラッシングを心がけて清潔を保つようにしましょう。それから、ペットハウスやペット用のトイレの掃除もこまめに行うようにします。ペットの尿もアルカリ性ですので、粗相があった場所、トイレ周りの掃除に酢水を利用してみてください。
たばこのニオイ
たばこの煙は、壁紙やカーテンなどの布製品、家具などに付着して、嫌なニオイの元となります。十分な換気を心がけ、ヤニ汚れがある場合、雑巾がけで取り去りましょう。また、たばこのニオイの元であるタールは浸水性があるので、たばこのニオイが付いたものは水で洗うとニオイを取ることができます。
最後に
いかがでしたか。こまめな掃除と喚起、そしてちょっとした工夫で、住まいの気になるニオイを撃退しましょう。