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モデルルーム探訪:下準備編
気に入った物件を見つけたら、すぐにでもモデルルームを見に行きたいもの。でも、ちょっと待ってください。なんの準備もせずに行っても、必要なポイントを見逃してしまい、二度手間になったり、後々後悔することになる場合もあります。
そこで、今月はモデルルームを見学する前に、準備しておきたいことをご紹介します。自分に合ったマンションに出会うために、ぜひお役立てください!
見学前にしっかり準備!
モデルルーム見学って具体的には何をするの?

モデルルームに着いたら、まず、来訪者カードへ住所・氏名等を書き込み、受付を済ませます。そのまま自分たちだけで見て回る場合もありますし、販売担当者に案内されることもあります。
多くの新築マンションのモデルルームでは、マンションの概要を映像で紹介するシアターや、全体像がわかるジオラマ(立体模型)等を見て物件の特徴やイメージをつかんでから、モデルルームの見学に移ります。モデルルームを見終わった後は、商談スペースで不明点についての質問や資金計画の相談等を行います。

見学時間はどれくらい?

急いで回れば30分程度で済ませられないこともありませんが、かなり慌ただしくなりますし、十分な情報を得ることが難しくなります。わざわざモデルルームに行くのですから、2時間程度は時間を取ってゆっくり見ることをお勧めします。

何件くらい見て回るのがベスト?

見て回る物件数が多いほど目が肥えますし、場慣れもしますので、舞い上がることなく冷静に物件を判断できるようになるでしょう。一般的には、3~5物件程度のモデルルームを見学してから購入を決める方が多いようです。
ただし、見過ぎるといつまでたっても決断できなくなることもあります。予算に限りがある以上、100%満足できる物件はない、ということを頭の片隅に置いておきましょう。
また、予算の範囲内の物件だけでなく、少し上や少し下の価格帯のモデルルームを見ておくのもお勧めです。相場や品質を見る感覚が養われることで、物件を選ぶ判断基準がひとつ増えますので、最終的に判断する時に役立ちます。

1日に何件くらい回れる?

多くてもでも1日3件までと考えましょう。無理に多くの物件を回っても、それぞれに対する印象が混乱したり、後の方になると集中力がなくなって重要なポイントを見逃してしまうことがあるので、欲張りすぎは禁物です。

見学には予約が必要?

事前に予約しておいた方がベターです。高額な物件の中には、予約しなければ見られないモデルルームもあります。また、必ずしも予約が必要でない場合でも、予約しておくことによって待たされることなくスムーズに見られ、担当者が、丁寧に案内してくれることもあります。
モデルルーム見学の予約は、ホームページからでも行えます。
※一部予約ができない物件もあります。詳細はマンションギャラリーへお問い合わせください。

購入を決定するための優先順位、希望条件を決めておく

どんな地域や環境が良いか、予算、広さ、部屋数等々、事前に家族で希望条件を話し合って整理しておきましょう。
何も考えずに見学すると、ムードや直感だけで選んでしまい、結局自分に合わないマンションを購入してしまって、後々後悔することもあります。
また、すべての条件をクリアした物件が見つかるのは、稀なこと。多くの条件の中で、どれを優先するか、どの条件ならどこまで妥協できるかを決めておくことも大切です。

質問事項をまとめておく

いざモデルルームへ行くと、質問しようと思っていたことを忘れてしまい、肝心なことを聞き忘れてしまうことも少なくありません。
建設予定地には以前何があったのか、隣接地や近隣に建築計画はあるか、周辺環境はどうかなど、マンションを購入する前に聞いておきたい内容をまとめてメモしておきましょう。

空いてる時間帯は?

土日や祝日は、家族連れで混み合うことが多くなります。平日の方が比較的空いていますので、可能であれば、販売員の説明をじっくり受けることができる平日に行ってみましょう。尚、モデルルームは土日祝日も営業しているため、平日が定休日になっている場合があります。平日に見学に出掛ける際には、営業しているか事前に確認しておきましょう。

物件の相場を調べておく

希望のエリアの相場を、あらかじめインターネット等調べておきましょう。
相場を知っておくことで、物件が高い安いといったことだけではなく、割安だとしたら、なぜそうなのか、割高だとしたらどこにお金がかかっているのか、その理由を販売員に確かめることができますので、購入後に後悔することが少なくなります。

必携!持ち物リスト

モデルルーム見学の際、持っていた方が便利なものをご紹介しましょう。

ペンとメモ

たくさんのモデルルームを見ると、どこがどんな印象だったか、後で分からなくなってしまうもの。常にペンとメモを持ち歩き、物件に対する感想や見学中に気になったこと、後で家族で話し合おうと思ったことなどを忘れずに書いておきましょう。

デジカメ

パンフレットには、物件の一部の写真しか載っていません。自分でも写真を撮っておけば、後で思い出したり、モデルルームに行っていない家族に説明するときも便利です。

家具寸法リスト、メジャー

新居に持って行く予定の家具は、あらかじめ寸法を測ったリストを用意し、モデルルームに行ったら、それらが収まるかどうかをメジャーで測って確認すると良いでしょう。

懐中電灯

日が落ちて暗くなった場合に、ベランダ等の見にくい場所を見るのに便利です。また、モデルルームと実際の建設地が離れている場合、せっかく現地に行っても、暗くて雰囲気がわかりにくいことがあるので、懐中電灯を持って行くと安心です。特に冬は日が短いので必携です。

方位磁石

窓やベランダの向きはマンションのパンフレット等にも載っていますが、方位磁石を使って自分でも確認しておくと安心です。

パンフレットをいれられる大きめのかばん

モデルルームでは、よく資料が手渡されます。大判の資料やノベルティをもらうこともあるので、まとめて入れられるバッグがあると、複数のモデルルーム周りのときも行動しやすいでしょう。

モデルルームに行ったら
アンケートはできるだけ記入

モデルルームでは、家族構成、勤務先、年収、自己資金、購入予算、希望の間取りなどの必要事項を専用のアンケートに記入することを求められます。個人情報を公開することには抵抗があるかもしれませんが、その後の資金計画の相談にも必要ですし、希望条件を伝えておけば、別の物件を紹介してくれることもあるので、伝えても問題ない範囲で偽りなく記入しましょう。

わからないことは質問

モデルルームには商談スペースが用意されており、見学後に販売員とじっくり相談する機会が設けられます。
このスペースへ誘導されたら、間取りの変更がどの程度可能か、入居後のアフターサービスの内容や期間、モデルルームに備え付けられていた器具の性能やメンテナンスについてなど、気になること、聞いておきたいことはすべて販売の担当者に聞いて疑問を解決しましょう。

オプションに注意

モデルルームに行くと、美しいインテリアに目を奪われてしまいますが、家具類はほとんどオプションです。また、食洗機やオーブン等の設備、造り付け家具や飾りドア、特別な壁面等もオプションである場合があるので、どれが標準で付いてくるもので、どれがオプションなのかをしっかり確認しましょう。また、オプションで欲しいものについては、設置したときの価格を確認しましょう。

周辺環境について知ろう

マンションは室内ばかりでなく、周辺環境も大切。マンションの近くに、スーパーマーケットや公園、学校など、生活に必要な施設があるか、車や人通りがどの程度あるか、交通機関の利用のしやすさ、周辺の建築計画、開発計画などをしっかり確認しましょう。

現地へ足を運ぼう

モデルルームは、実際のマンションの棟内や敷地内にある場合と、建設予定地とは離れた場所にモデルルームギャラリーとして設置されている場合とがあります。
後者の場合は、必ず、実際の建設予定地に足を運んで、現地の環境や駅までの道のり等を自分の目で確認しましょう。

家族とディスカッション

ご家族といっしょにモデルルームを見学する場合は、物件に対する印象が鮮明なうちに、どう感じたか、どんな部分を気に入って、どんな部分が気に入らなかったを話し合っておくと良いでしょう。
モデルルームの印象を忘れないためだけでなく、ディスカッションを重ねるうちに、お互いの希望が具体的になってきますので、最終的には家族全員が納得できる物件を選ぶことができる可能性が高くなります。

資金計画の相談

モデルルーム見学の後は、物件の購入をより具体的に考えるために、住宅ローンをどこの金融機関からいくら借り入れるかなどを相談することができます。スムーズに相談するために、あらかじめざっくりとした予算を決めておきましょう。