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マンションライフを楽しむ
寝具を見直して、毎日の睡眠を快適に
私たち人間は、人生の3分の1を睡眠に費やしているといわれています。そう考えると、睡眠の良し悪しを左右する布団や枕はとても重要な存在といえるでしょう。特に据え置きのベッドと比べ布団は室内のスペースを取りませんし、打ち直すことで何年も使えるエコロジカルな寝具です。あらためて見直すことで、暮らしをさらにイキイキしたものにしてみませんか?
いい布団選びのポイントはこれ!
軽くて体にフィットする掛け布団がベスト

まずは布団選びから。「掛け布団はズッシリと重いのが一番」という人もいますが、健康のことを考えると、軽くて体にフィットするものが良いそうです。

そして、できれば柔らかくて体になじむ、保湿機能と調湿機能を兼ね備えた掛け布団を選びましょう。

汗を吸い取る吸湿性のある敷布団を

私たちは寝ている間にコップ1杯ほどの汗をかくといわれています。そのため、敷布団の吸湿性能はとても大切です。ダニやカビから布団を守るためにも、吸湿性のチェックは欠かせません。

敷布団の下に敷くマットは、吸湿性だけでなく適度な硬さ・寝返りのうちやすさ・立っている姿勢に近い姿勢を保てるかどうかをしっかり確認する必要があります。直接肌にふれることはありませんが、ぐっすりと気持ちよく眠るためにはマットとの相性も重要です。

好みの布団を探しましょう

ふとんの詰めものには、綿(コットン)、合繊(ポリエステル)、羊毛(ウール)、羽毛(羽根)、真綿が主に使われています。

綿はどっしりと安定感があり、ポリエステルなどの合繊は軽くて衛生的。羊毛は薄くて弾力があり、羽毛は軽さ・保温性・放湿性のすべてに優れていますが、やや高価です。真綿は保温性があって肌にしっくりなじみ、昔から日本では根強い人気があります。価格や収納などを考えて、ぴったり合ったものを選びたいものですね。

布団の管理は大丈夫ですか?
床に布団を敷くときは湿気に注意

フローリングの上に布団を敷くと、湿気の逃げ場がなくなり、床との温度差もあることから、結露ができやすい状態となります。除湿シートや「すのこ」の上に布団を敷くことで、湿気を除くことが大切です。

長期保管には湿気対策と虫対策を

冬の間に夏用の布団をしまっておくときや、来客用の布団をしまっておくときなどは、押し入れの湿気と虫の害に気を付けて保管しましょう。布団をクリーニングに出したときは、ビニールから取り出しておくこと。半年に一度は押し入れから出して、虫干しをするのを忘れずに。

羽毛布団や羊毛布団は虫がわきやすいので、注意が必要です。防虫剤をはさんで保管するなど、虫の害にあわないよう気をつけましょう。

意外と知らない布団の歴史
明治時代から庶民に広まった布団

関税廃止を背景に、明治29年頃から人々の生活へと取り入れられてきた綿の布団。その当時は木綿布団が、庶民の間で広く使われていました。一方で、羽毛の掛け布団や羊毛の敷布団などの高級布団も布団売り場にたくさん並ぶようになりました。それらは、軽くて温かく、たとえ値段が高くても、好んで買っていく人は少なくありませんでした。

布団のトレンドは次第に価格の安い合繊布団へと移りはじめ、現在ではマイクロファイバーなどの新繊維が目立つようになりました。「軽くて、温かくて、安い」と三拍子そろった新繊維は、これからもますます人気を集めそうです。時代とともに、布団の歴史も変わっていくのですね。

ぐっすり眠れる、快適な枕を選ぶには?
よい枕選びのポイント

よい枕選びのチェックポイントは、自分に合った高さかどうか、そして寝返りがしやすいかどうかです。横から見たときに、頭から首にかけての7つの骨「頚椎」が、自然なS字カーブになっているか、鏡などを使ってチェックしましょう。

枕の高さの目安は?

「枕の高さはどのくらいが最適?」と悩まれる方も多いようです。ちょうどいい枕の高さの目安は、仰向けに寝たときに顎が少し下がり、枕をしているような感覚がないくらい楽な状態が理想です。

昔はびっくりするほど高い枕もありましたが、あまり枕が高いと首が不自然に曲がった状態が続いてしまうので、やはり避けた方が良いようです。

理想的な枕の硬さは?

枕は硬すぎず、柔らかすぎないのがベスト。硬すぎると首筋が安定せず、柔らかすぎると頭が沈み過ぎて、姿勢が不安定になるからです。頭が枕に沈む率は、20%くらいが理想といわれています。

気持ちよく眠るために、こんな枕を選びましょう
大きさや重さも要チェック!

寝ている間に、私たちが寝返りをうつ回数は、20~30回といわれています。そうした動きにも対応できるよう、枕は頭3個分(幅60cm以上・長さ40cm以上)の幅が必要です。小さすぎると寝返りをうったときに頭が枕から落ちてしまい、睡眠を妨げられる可能性があります。場合によっては首を痛めてしまうこともあるので、枕の大きさはしっかりと確保した方が良いでしょう。

また、枕の重さも気を付けておきたい点です。枕が軽すぎると寝返りをうったときに枕が飛んでしまい、「枕なしで寝ていた」ということも。とはいえ重すぎると扱いも大変になるので、ほどほどの重さの枕を選びたいものです。

最近は一人ひとりにピッタリの枕を選んでくれる「ピローフィッター」という枕のプロフェッショナルが増えています。もし、枕の選択に迷っているときは、お店のピローフィッターに相談してはいかがでしょうか。

最後に
1日の3分の1は布団の上で過ごす私たち。ついつい“起きている時間”ばかりに注意を向けがちですが、それと同じくらい寝ている時間にも気を配ってあげることで、健康で快適な日々を送ることができますね。