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マンションライフを楽しむ
マンションでペットと一緒に暮らす

2006.May

「マンションだからペットは諦めなくちゃ」という時代もかつてはありましたが、最近はペット専用のマンションが出てきているほど、ペットと一緒に暮らすことが当たり前のこととして考えられるようになりました。
しかし、「ペットと一緒に住む」ということは、想像以上に大変なこと。ペットを飼う人と飼わない人、そして人間とペットがお互い快適に過ごすためには、飼う人の工夫と気遣いが大切です。

そこで、今回は多くの方が飼っていらっしゃる犬と猫を中心に、マンションでのペット飼育について知っておいていただきたいポイントをご説明します。

ペットと一緒に生活する前に

ペットと一緒に生活する前に

新しくペットを飼う、もしくはペットを飼っている方が引っ越しをする際にまず確認しなければならないことは、引越し先のマンションで「ペットを飼ってもいいのか」ということです。

もし「ペット可」マンションであったとしても、あなたが実際に飼いたい(もしくは飼っている)ペットがその“可”にあてはまるかどうかを必ず管理規約で確認しましょう。

「ペット可」マンション

例えば『グランスイート大塚』や『グランスイート南大沢』の管理規約では、飼育可能ペットは下記のようになっています。

  1. 犬、猫、うさぎ等とし、成長時の体長(胸骨端から座骨端までの長さ)70cm未満の動物とする。
    ただし、一の専有部分につき2匹を限度とする
  2. 登録(認定)された盲導犬、介護犬、聴導犬。(以下「介護犬等」という)

上記は理事長への届出が必須となっていますが金魚、熱帯魚等、小鳥、リス、ハムスター等の、ケージ内で飼育する体長15cm未満の小動物は届出不要とあります。

ペットクラブ

また同じく『グランスイート大塚』や『グランスイート南大沢』では、「ペットクラブ」への加入も必須となっています。「ペットクラブ」は、ペットを飼っている住民同士の親睦と友好を深めたり、飼育方法についてアドバイスを出し合ったり、トラブルがあった場合には相談したりなど、その役割はさまざまです。

このような「ペットクラブ」は加入が義務付けられているものもあれば、有志で結成されているものもあります。加入が任意の場合でも、加入することをおすすめします。

これからペットを飼うという方

ペットには飼いやすいものと飼いにくいものがあります。
ペットを飼う場合は「自分にあったペット」を選ばないと、人間もペットも不幸になってしまいます。ペットの大きさや性質、部屋の大きさ、飼い主の生活スタイルや飼い主の経験など、さまざまな要素を十分に検討したうえで選ぶことが重要です。不安な方は、実際に同じ種類のペットを飼っている方や、ペットショップの方に聞くなどして、不安を解消したうえで飼うか、飼わないかを決断されると良いでしょう。

またマンション購入時に「ペット不可マンション」と記載されていたため、ペットの飼育を断念されている方でも、管理規約の変更に伴いペットが飼えるようになる場合もあります。「どうしてもペットと一緒に暮らしたい」という方は、管理組合総会で管理規約の変更を提案してみてはいかがでしょうか?

ペットのためのマンション設備

ペットのためのマンション設備

ペットを飼う人と飼わない人が共生していけるよう、最近のマンションにはペット専用設備が備わっているものがあります。
また、ペットが快適に暮らせるよう考えられた室内設備もペットショップなどで販売されていますので、必要に応じて購入を検討されるとよいでしょう。

共用設備では

例えば、『グランスイート南大沢』には大切なペットをいつもかわいく清潔に保つためのトリミングルーム(足洗い場、汚物流し設置、トリマー料は有料)があります。また『グランスイート大塚』には1階の共用部にペット専用の足洗い場をはじめ、簡単なペットケアができる台、汚物処理機、脱臭機、換気扇を備えた「グルーミングルーム」をご用意しています。
このようなペット専用設備を利用することは同じマンション内でペットを飼っている人同士のコミュニケーションの場にもなりますし、ペットを飼っていない方への配慮にも繋がります。

室内では

室内では

マンションでペットを飼う場合、ペットの生活スペースは私たちと同じ“室内”になります。人間がくつろげる“自分のスペース”を作るように、ペットたちにも専用のスペースを作ってあげましょう。この専用スペースはペットたちがくつろげる場所にするという目的としてのみならず、「ここは入ってもいい」「ここは入ってはいけない」というしつけにも役立ちます。このしつけはペットの飼育においてとても重要で、特に犬は自分を「飼い主と同じ仲間だ」と思っていることが多いため、人間と同じ場所にいたがります。例えば「犬がソファから動かない」というのは、「そこが自分の居場所」と思っているからなのです。
ですから「ここは入ってはいけない」という“しつけ”は、犬にとって「行きたいところに行けない」というストレスとなってしまいます。そして、そのストレスが原因となり、いたずらをしたり吠えたりするという行動に出てしまうのです。そんな行動を防ぐためにも「ここならゆっくりくつろげる」というペット専用のスペースを作ってあげることが大切です。

一方、私たち人間にとっては快適であっても、ペットたちにとっては快適ではないものがあります。例えば、低い家具で揃えるインテリアは使いやすいですし、広く感じるということで見栄えも美しいものですが、上下運動が好きな猫にとってはストレスの原因となります。猫の喜ぶ部屋をつくるには、段差のある棚やボックスなどを配置すると良いでしょう。さらに、猫は習性により高い場所にいることを好むので、高い位置に猫が休めるスペースを作るというのもオススメです。ただし、着地に失敗したり、着地場所に危険なものがあって怪我をしたりすることも多いので、「安全に下りることのできる仕組み」も作るようにしましょう。

最後に、猫を飼う際に最も頭の痛い「猫の爪とぎ」による家具やソファー、また壁や柱などへの被害について。「爪とぎ」には、爪でひっかき傷をつけることにより足の裏の匂いをつけるという、猫のマーキング行為が含まれていますので、頭ごなしに「禁止」するのではなく「ここなら研いでもいい」という場所を決め、そこに爪とぎボードや爪とぎ板を設置しましょう。もし既にお気に入りの“研ぎ場所”がある場合には、そこに爪とぎボードや爪とぎ板を貼り付け、家具などに直接傷がつかないように防御すると良いでしょう。

このほかにも、“室内の専用スペースに置くゲージ”や、“猫専用の段差のあるカウンター”、ペットが自由に出入りできる“ペット専用の出入口がついているドア”など、ペット専用設備がいろいろと販売されています。ペットの行動パターンをしっかりと理解し、人間にとってもペットにとっても快適な住まい作りをしましょう。

マンションでペットを飼うマナーとルール

マンションでペットを飼うマナーとルール

マンションでも戸建でも同じですが、集団生活において大切なのがマナーとルール。これはペットを飼う際においても、とても大切なことです。
マンションには動物が苦手な方もいらっしゃいますので、細心の注意を払って飼育しましょう。今回は特にトラブルの原因となっている「音・におい・毛」についてお話します。

ペットが鳴いたり、吠えたりすることは仕方がないことですが、小さいうちからしっかり躾けをすれば必ず、「ダメ」と注意すれば鳴き止むようになります。また留守中の無駄吠えも、短時間のお留守番から少しずつ慣れさせていき、おとなしくお留守番ができるように躾けましょう。無駄吠えの原因のほとんどが、ストレスといわれていますので、マメに運動をさせたり、一緒に遊んであげるなどをして日頃からペットのストレスを減らしてあげることが必要です。

におい

一緒に暮らしているとつい鈍感になってしまうにおいですが、飼っていない人にとっては非常に不快に感じるものですので、十分注意を払いましょう。
基本は“トイレ”のしつけから。決まった場所でトイレをするよう小さいうちからしつけてください。またトイレの位置ですが、ベランダに置くとにおいが周りにひろがってしまうので避けましょう。
室内でも排気口の位置や場所によって、においがお隣や上下階に届いてしまうこともありますので、トイレ掃除はコマメに、そして消臭対策も徹底することが大切です。

毛の対策

こちらも一緒に住んでいると寛容になってしまいがちですが、毛のトラブルもマンションでは深刻な問題です。ベランダでブラッシングをすると抜毛が周囲に飛び散り、隣人や上下階の方の洗濯物についたり、室内に入ったりするばかりか、アレルギーを誘発する原因ともなりかねませんので気をつけましょう。

その他

室内を一歩出たら、そこは共用スペース。廊下やエレベータなど他の人も使う場所ではペットは必ず抱いてください。もちろん共用スペースで排泄させないようなしつけは必須です。

最後に

ペットと人間が気持ちよく、楽しく暮らしていくためには、飼い主の周囲への気配りが欠かせません。
周囲へ迷惑をかけないよう心がけて、楽しいペットライフを送りましょう。

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