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マンションライフを楽しむ
趣味を楽しむ空間づくり~中編~

2012. January

映画を見る、音楽を聴く、絵を描く、読書を楽しむ…。趣味は私たちの日常をより豊かにしてくれます。もし趣味に思いきり没頭できる空間がマイホームにあったら、と考えておられる方も多いはずです。そこで前回に引き続き、気軽に挑戦できる、趣味を楽しむための空間づくりのコツをご紹介します。

趣味別の空間づくりアドバイス1

前回紹介した、趣味を楽しむ空間の作り方を応用して、今回は、趣味別の空間づくりのアドバイスをご紹介します。

音楽を楽しむ空間

趣味の部屋で音楽を楽しみたいという方は、音響にこだわった空間づくりをしてみてはいかがでしょうか。
音は、基本的にまっすぐ進み、コンクリートなど堅いものに当たると反射し、布などやわらかい物に当たると吸収されるという性質があります。例えば、壁がコンクリート、床がフローリングといったお部屋の場合は、音が反射しすぎて不快な残響が生まれやすくなります。実際に音を鳴らしてみて、残響などが気になる場合は、カーテンを閉じる、床にカーペットを敷くなどして、音の反射を抑えましょう。

また、音を拡散させる(音を四方八方に散らすこと)ことも大切です。そうすることで、音に包まれたような心地よい感覚を得ることができます。音を拡散させる秘訣は、部屋の中の凹凸を増やすこと。天井や壁に凹凸のある仕上げ材を貼る、ヒダの多いカーテンを選ぶ、といった工夫をしてみましょう。

それから、家具のレイアウトも音の聞こえ方に大きく影響します。スピーカーからリスニングポイント(自分が居る場所)の間には、なるべく何も置かないようにするのがベスト。逆に自分の居る場所より後ろには、凹凸が生まれる段のあるラックやカーテンなどを設けて、音を拡散、吸収するような家具を配置するとよいでしょう。

そして、最後に気を付けたいのが気を付けたいのが防音対策です。近隣への迷惑とならないよう、遮音カーテンを付ける、防音マットを敷くなどして音漏れに対する配慮を必ずしておきましょう。楽器を演奏する際も同様です。

映画を楽しむ空間

映画を楽しみたいなら、より映画館で見ている感覚に近くなるような空間づくりを目指してみましょう。おすすめは、ホームシアターの導入です。大きな画面と臨場感のある音響で楽しむ見る映画は迫力が違います。

ホームシアターの中心となるのは、もちろん画面。大きく分けて、テレビとプロジェクターに分けられますが、まず重要なのが、画面と視聴者の距離(視聴距離)です。一般的に、画面縦幅の3倍~4倍離れた距離からの視聴が理想と言われています。つまり、スクリーンの大きさは、お部屋の大きさに合わせて選ぶことになるということです。
ちなみに、昨年の地デジ導入で売れ筋だった42インチ型のテレビ(幅約930mm×高さ約530mm)の適切な視聴ポイントは1.6~2m程度、最も小さいスクリーン(60インチ 幅約1330mm×高さ約750mm)で2.3~3.0m程度になります。

そして、次に必要なのが臨場感あふれる音を生み出す音響設備です。お手軽なラックシアターもよいですが、おすすめは、 5.1chサラウンドシステム。お部屋の前方左右、前方中央、後方左右の全5カ所にスピーカーを配置し、低音効果音再生用のサブウーファーを加えた6スピーカーで造る音響システムです。例えば、コンサートの映像であれば、アーティストの声は前方から、まわりの観客の声が後方から、まるで本当のコンサート会場にいるような空気感を楽しむことができます。
音の反響が気になる場合は、前項の「音楽を楽しむ空間」を参考に、音の反射を抑えるような工夫をして見ましょう。

スクリーンの大きさと視聴ポイント、音響設備の配置が決まれば、あとは適切な位置にソファーやテーブルなどをセットしていけばホームシアターが完成します。大音量で楽しみたい方は、近隣への迷惑とならないよう、防音対策も忘れずに行うようにしてください。

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