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めざせ!収納上手
すべての物に定位置を与えて、すっきり収納

2002.October

家財道具を『いる物』『いらない物』『迷う物』の3つに分類したら、次は収納場所の決定。部屋の中はきれいなのに、収納スペースを開けるとごちゃごちゃ・・・ なんてことでは意味がありません。使いやすく美しく収納するには、どうすればいいのでしょうか。前回に引き続き、収納アドバイザーの本多弘美さんに、収納場所を決めるときのルールについて伺いました。

部屋の平面図に収納スペースを書き込もう

『いる物』を決めたら、次はいよいよ収納となりますが、その前に現在の収納スペースをよく考えてみることが大切。
「マンション購入時にもらう間取り図など、部屋の平面図を用意して、実際の縮尺で収納スペースを書き込んでみましょう。このスペースに収納できる量を考え、収納できないときは『迷う物』の収納をあきらめることも必要です」

収納スペースを増やせば、当然部屋が狭くなります。備え付けの収納スペースや今ある収納家具に収まらないからと、収納家具を買い足すときも、十分に考えてから買いたいもの。我が家の収納スペースはここまでなんだと決めておけば、余計な物を買うことも控えるようになるはずです。

使用頻度を考えて収納位置を決める

家の中を見回すと、いつも置き場所が違っていたり、使いたい場所から離れていたり・・・という物がありませんか? おかげで家中探し回ったり、もう一つ買いに行く羽目になることも。
「すべての物に定位置を与えて、これはいつもここにあるということを家族みんなが認識すること。また、定位置を決めるときも使う場所にできるだけ近いところに収納するようにします。これが収納場所を決めるときの基本的なルールです」

ということは、物の使用頻度によっても、収納の位置が変わってくるのでは?
「使用頻度が高い物から低い物へと、順に手前から奥に収納するようにしましょう。また、天井から床まで、高さによって収納場所を使い分けることも大切です。重要なのは身についた収納場所に固執せず、ほんとうに使いやすい収納場所を探すことです。最初は使いづらくても、何日かすれば新しい場所にも慣れ、使いやすさを実感できるはず」

A.手を伸ばしたところより上めったに使わない軽い物を収納。
例)消耗品のストック、スーツケース、思い出の衣類など
B.手を伸ばしところから目線までときどき使う物を収納。目線が届かないので、引出し式の収納は適さない。
例)客用食器、土鍋、オフシーズンの衣類など
C.目線から指先まで頻繁に使う物を収納。
例)よく使う食器・調理器具、シーズン中の衣類など
D.指先から膝までときどき使う物を収納。Bとは異なり、引き出し式の収納が便利。
例)たまにしか使わない調味料・食器・調理器具、下着、ハンカチ、タオルなど
E.膝りよ下めったに使わない物を収納。大きくて重い物はここへ。
例)瓶詰め・缶詰などの重いストック食品、ストーブや扇風機、スポーツ用品など

見やすく取り出しやすいことが収納の原則

物の収納場所が決まったら、次は収納の仕方。本多さんがすすめるのが、見やすく取り出しやすい収納の5つのテクニックです。
シンプルな生活は物を買うときから始まっています。何か欲しい物があるときも、ほんとうに必要なのか、よく考えてみることが大切。買うときには、ほんとうに不自由しているのか、持っているもので代用できないかを考えてからにしましょう。
次回は、収納場所の原則や収納方法の基本テクニックについて伺います。

  1. キーワードにそって物を分類する
    収納の基本は分類。自分なりの分類のキーワードを見つけてから収納する
  2. 引き出す
    奥行きのあるときには、奥のものを引き出せるようにする
  3. 棚をつくる
    高さのある場所は、物を重ねずに棚をつくって対応する
  4. 仕切る
    引き出しなどの平面方向にも仕切りを設けて、定位置を決める
  5. スライドさせる
    ときには収納グッズにキャスターを付け、移動できるようにする

次回は、場所別の実践的な収納方法について伺います。

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