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ホームシアターを楽しもう
ホームシアターを構成する機材を知ろう

2002.September

ホームシアターに欠かせないのが、数々の機材。一口に大画面といっても、ブラウン管テレビからプロジェクターまで、様々な種類があります。まずは大小の規模に関わらずこれだけの機材が揃っていればOK、といった基本システムと各機種の特徴を知りましょう。その中からご自分の暮らしに合った機材をチョイスするのがポイントです。

基本のシステム構成

  1. 画像は28インチ以上のテレビもしくはプロジェクターの大画面
  2. 「ドルビーデジタル5.1チャンネル」に対応したAVアンプ
  3. 5.1チャンネルを再生可能なスピーカーシステム
  4. DVDプレーヤー(もしくはLDプレーヤー)

ディスプレイ

家庭用ディスプレイの中で一番高画質なのは『ブラウン管テレビ』。今でも家庭用テレビの中心ですが、奥行きがあって重く、画面の大型化もワイドテレビの36インチ位が最大です。
『液晶テレビ』は劣化が少なく長持ち、奥行きが薄くて軽量ですが、視野角が狭く見る角度によって色合いが変わるのが難点。大型化は40インチまでが限度とされています。

一方、手軽な大型ディスプレイとして現在注目されているのが『プラズマテレビ』です。大画面向きで、奥行きが薄く、液晶テレビほどではありませんがやや軽量。明るくコントラストも高く、自然で美しい色合いが表現できます。視野角も広く、上下左右斜め、どこから見てもOKです。ただし価格が高めで、消費電力が多いのが難点。

プラズマテレビより、さらに大画面で楽しみたいという方には『プロジェクター』がおすすめ。以前は、企業の会議室や一部AVマニアに限られていましたが、小型・軽量化して価格もぐっと下がり、ホームシアターモデルも増えています。天井などに設置したり、使うときだけ持ち運んだりといった使い方もOK。投射するスクリーンもスライドアップ式など、どこでも簡単に設置できるタイプがあるので、マンションにもおすすめです。実際に見るときは部屋を暗くしないといけませんが、本物の映画館のような非日常の世界を求めるときには最適です。

サウンドシステム

最近の映画は前からだけでなく、後ろからも音が聞こえるサラウンドが標準。音の広がりや迫力を求めるなら、5.1チャンネルのサラウンドシステムが必要となります。サラウンドシステムを構成しているのが、AVアンプと2本のメインスピーカー、センタースピーカー、2本のリアスピーカー、サブウーファーの計6本のスピーカーです。サブウーファーは重低音という一部の帯域しか出ないので、1チャンネルとは認めず、5.1チャンネルとなるわけです。各スピーカーとアンプの役割は以下のようになります。

1. AVアンプ
DVDプレーヤーなどのソース機器から送られた信号を映像と音声に整理・増幅し、ディスプレイと6本のスピーカーに送りだすという役割を果たしています。
2. メインスピーカー(2本)
左右前方に置く最も大切なスピーカー。音に横の広がり感を出し、中低音から高音まで幅広く再生します。
3. センタースピーカー
前方中央に置きます。セリフやボーカルなど、画面中心からの音を明確にします。
4. リアスピーカー(2本)
左右後方かサイドに置きます。前後の奥行きや音の移動している感じを出します。
5. サブウーファー
一定周波数以下の重低音を再生し、体に響くような迫力を出します。

段々と自分の思い描くホームシアターが浮かんできたのではないでしょうか。
次回は、実現したいプランと価格設定にあわせた組合せを考えましょう。

よりシアターに近づけるために

ホームシアターを楽しむために、気をつけたいのが音。防音については、常識範囲内なら気にすることはありませんが、音は隙間から漏れることを忘れずに。ドアやサッシュが開いていないかチェックしてから、楽しむようにしましょう。爆発音のような瞬間的に出る音や、響きやすい低音は、夜間には注意が必要です。

音域によって響き方が異なると聞きづらいので吸音も大切。吸音の効果があるカーテンやカーペットは、ウールなど厚手のものを選ぶようにしましょう。機器の設置を業者に依頼すれば、各スピーカーごとに最適な響きとなるような音圧の調整や、防音や吸音についての適切なアドバイスがもらえるはずです。

また、プロジェクターを使うときは、部屋を暗くすることが大切。光を遮る厚手のカーテンであれば遮光カーテンを用意する必要はありませんが、完全に窓が覆われるようサイズに余裕を持たせることがポイントです。

ショップ紹介

ホームシアターとオーディオの専門店 アバック 秋葉原本店1号館

所在地:東京都千代田区外神田5-2-3
TEL:03-3837-9745
営業時間:平日11:00~20:00、土曜10:00~20:00、日祝10:00~19:00

今回取材にご協力いただいたアバックでは、住まいの形態・予算・ライフスタイルなど、各家庭の条件に応じたホームシアターを提案しています。これまでに手がけたホームシアター施工は1000件以上。様々なノウハウがあるからこそ、機材プランニング・機材の取り付け・配線・調整まで、安心して任せることができるはず。まずは、各ショップのシアタールームでホームシアターの視聴を体験してみてはいかがでしょう。

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