2009.August
ライフスタイルの多様化にともなって、住まいとの付き合い方も変化してきています。住宅ローンの負担はあるけれど、分譲マンションを購入して持ち家に住むか、それとも、ずっと賃貸マンションで身軽に暮らすか、それぞれメリットやデメリットがあるので、悩むところですね。
今月は、マンションを購入するケースと、賃貸し続けるケースを徹底比較します。それぞれの特徴を踏まえて、どちらが自分に合っているか、この機会に考えてみましょう!
マンション所有の現状

いわゆる団塊の世代までは、就職、結婚して家族と家を持つのが一人前の大人という風潮が色濃い時代でした。しかし、近年はそういった風潮も薄れ、結婚や住宅の購入などに対する姿勢は各々の価値観によって大きく異なる時代となってきました。
しかしながら、総務省の調査によると、現在の総世帯持家比率は約60.9%となっており、半数以上の世帯が持ち家であり、従来よりも弱まってきたとはいえ、持ち家志向が依然として強いことがわかります(平成20年度)。
尚、購入する場合と一生涯賃貸に住む場合を比較すると、条件によって大きく異なるため、一概には言えませんが、持家・賃貸とも一生涯の支出に大きな差はないと言われています。
賃貸に支払う費用で購入可能な物件価格は?
家賃18万円のマンションを30年間借り続けた場合
| 総支払額(家賃18万円×12ヶ月×30年) | 6,480万円 |
上記の家賃(18万円)と同程度の支払いで購入可能なマンションの価格
| 借入可能額(30年返済 金利3.0%の場合) | 約4,270万円 |
| 自己資金(物件価格の5%) | 約210万円 |
| 購入可能額 | 約4,480万円 |
尚、持ち家に毎年課税される、固定資産税・都市計画税、賃貸の更新料などは考慮していません。
(住宅ローンの総返済額の=住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)ホームページにて計算)
購入の場合は、ローンの支払いが終われば、毎年の出費は管理費と修繕積立金、税金のみになるので、賃貸よりも経済的負担は軽くなります。したがって、長く住むことを前提に考えるならば、賃貸より購入の方が出費の総額が少なくなる可能性が高いと言えそうです。

