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インテリアコーディネーターに学ぶ!部屋の基調色に合わせた、オシャレな家具選びとは?

モデルルームのように素敵な部屋にコーディネートしたい!マンションを購入し、新生活を始める時に気になるインテリア。今回は、マンションの部屋の基調色に合わせた、家具の色合いや素材の選び方を、インテリアデザイナーの野口美湖さん(http://www.life-detox.jp/profile)に伺いました。オシャレで、落ち着く…そんな部屋づくりのポイントをご紹介します。

部屋の基調色のパターンを知る

マンションを購入する際に選択できる部屋の基調色は、家具の色味や素材選びにも関わるインテリアの基本になります。各マンションによって名称は異なりますが、大きくは以下の3パターンに分けられるようです。まずは、それぞれのパターンの特色から見ていきましょう。

1:ナチュラル系

白木を基調としたナチュラルな風合いで、代表的な素材にオーク材があります。どんな家具とも合わせやすいので、長年人気のある定番の基調色です。

2:ホワイト系

ホワイト系は、部屋が明るく広く見える効果もあり、シンプルですっきりとした印象を作ることができます。また、合わせる建具の色によって、印象を変えられるのも特徴です。

3:ダークブラウン系

ウォールナットなどに代表される基調色で、風格のある落ち着いた雰囲気になります。フォーマルな印象を作れるほか、若い人を中心に人気のあるヴィンテージ風の家具を合わせることもできます。

上記の3パターンに加え、最近は「グレイッシュ」も流行っています。ホワイト系やナチュラル系の淡いトーンにグレーがかった色味を加えることで、落ち着きと上質感のある部屋に仕上がると、近年人気の基調色です。

基調色の特徴を押さえておくと、家具や小物選びのヒントになります。次は基調色に合わせた家具やカーテンなどの色選びをご紹介します。

部屋の色味は3色までがポイント

モデルルームのインテリアを考えるとき、「使う色合いは3色までに抑えることが多い」と野口さん。色の数が多いと、部屋の各所に視点が飛び、散らかった印象を感じてしまうのだそうです。それでは、オシャレで整った空間をつくる3色の配分とは、どんなものなのでしょう。

◇3色の配分は以下の通り

プロが考えるインテリアの配色は、ベースカラー・サブカラー・アクセントカラーとがあり、それぞれ以下のような比率が基準となっています。

【ベースカラー】…70%
床や壁などの基調色にあたります。簡単には変更できない部分なので、自分にとって落ち着く色合いか、また将来的なライフスタイルもイメージしておくことをお勧めします。

【サブカラー】… 25%
ソファ、テーブルといった大型家具、また、カーテンやラグなどの比較的面積の広いものの色になります。ベースカラーとの相性がよいものを選ぶと、まとまった印象を作ることがます。

【アクセントカラー】… 5%
クッション、壁面の装飾(絵画など)などのインテリア小物に使います。5%と少なめですが、部屋の印象を和らげたり、インパクトを与えたりと、生活に変化をつけるカラーと言えるでしょう。

◇サブカラーには、同系色の濃淡を上手に活用しよう

カーテンや大型家具をベースカラーと同系色でまとめると、長く住んでいても飽きがこない雰囲気が作れます。また、同系色でも濃淡で変化をつける方法もあります。これならカラーコーディネートに慣れていなくても、簡単にオシャレ感がアップします。

生活していると、部屋のなかには小物や雑貨で色が増えていくものです。インテリアのカラーに統一感を持たせておくと、急な来客時も、生活感のあるものだけを片付ければ、すぐにスッキリとオシャレな印象に戻すことができるでしょう。

アクセントカラーは反対色でオシャレに!

ここでは、アクセントカラーの選び方についてもお聞きしました。選ぶポイントはずばり、「反対色」とのこと。それでは、なぜ反対色がよいのしょうか。その理由とともに、それぞれの基調色に合うアクセントカラーと、その使い方をご紹介します。

◇アクセントカラーは、なぜ反対色がいいのか?

「人は、長い間同じ色を見ていると、反対の色を見たくなるという心理が働くため、アクセントとして、基調色の反対の色を取り入れることが多いんです」と野口さん。また、反対色(補色)の組み合わせは、互いの色を引き立て合う効果もあります。ベースとなる色調の反対色をアクセントカラーにすることで、色の強弱が出きてセンスアップする上に、心理的にも落ち着く、心地よい空間になるようです。

アクセントカラーは、テーブルランナーやクッション、植物などのポイントで使うだけでも部屋の色調に変化が生まれ、目にも楽しくなります。また、柄ものは、多過ぎると散らかった印象になるので、最小限に取り入れるとよいでしょう。

次は、基調色に対してどんなアクセントカラーがよいのか、具体的な取り入れ方をご紹介します。

◇ナチュラル系には青のアクセントカラー

ナチュラル系の内装や家具には、黄みが含まれているので、その反対色である青や青紫を使うと、落ち着いたなかにもメリハリが生まれるでしょう。流行りの北欧系もこのタイプです。

◇ダークブラウン系には緑のアクセントカラー

ダークブラウンには赤みが含まれているので、反対色の緑をアクセントカラーにしてみましょう。植物で取り入れるのもよいですね。天井が高ければ背の高い植物を、低ければ横に広がる小ぶりのものを選ぶと、落ち着いた雰囲気を演出できます。

◇ホワイト系は好きな色をアクセントカラーに

白、黒、グレーは無彩色で、どんな色味のものとも合わせやすいため、ソファやカーテンなどの比較的面積の広いサブカラーに色を取り入れて、サブカラーに対する反対色をアクセントカラーとして選ぶこともできます。

家具の素材感に変化をつけ、洗練されたお部屋に!

◇異素材の組み合わせで、上級テクニックを楽しもう!

インテリアの色や素材が固く無機質な印象のものには、あえて自然素材や柔らかい素材など、温かみのあるものを組み合わせてみましょう。例えば、ダークブラウンの家具や、アイアン・大理石・ガラス製の家具には、毛足が長いラグや布張りのソファを合わせてみては?異素材の組み合わせは、インテリアに奥行きを生み、洗練された雰囲気を作ることができます。

また、無垢材もぜひ取り入れてみたい素材です。ダイニングテーブルのほか、ソファーのアームなど、家具の一部でも無垢材が使われていると、部屋が優しい雰囲気になり、おだやかで心地よさを感じることができます。

インテリアが整うと、部屋で過ごす時間がより快適になるでしょう。色合わせや家具選びのコツがつかめたら、マンションでのオシャレな部屋作りを、もっと楽しめそうですね。