アンケートで3,216人のマンション居住者にお聞きしたところ、ご近所へ挨拶に行った方は約70％。

挨拶に行った方がよいと思う理由は、

• お付き合いのきっかけだからちゃんとしておいた方がよい。
• 挨拶だけはしておいた方が、トラブルが起こりにくい気がします。

というように、皆さん、しっかりしたお考えをお持ちです。

「挨拶に行った」と回答した方のほぼ全員が、両隣のお宅へご挨拶に伺っています。また、騒音を気遣って真下と真上の部屋に挨拶に行く人も多いようです。

• 真上や隣だけでなく、ある程度広範囲に挨拶した方がいいと思います。挨拶をしておいて損はありません。

とのご意見もあるように、引越の挨拶に行って、得することはあっても、損することはありませんよね。

引越挨拶に行った方のうち、手土産を持参した人は約94％でした。

では、どんなものを持参されたのでしょうか？
多かったのは、洗剤・石鹸とお菓子。
蕎麦を手土産にされた方は数名でした。最近では引越蕎麦を持参する風習は多くないようですね。

また、貰って嬉しかったのは、

• 近所のスーパーの商品券
• 洋菓子
• 紅茶

など。

基本的には、焼き菓子・リーフパイ・チョコレート・お煎餅など、少し日持ちのするお菓子類が好まれます。

せっかく訪問しても、うまくタイミングが合わずすれ違いになる場合も多いはず。オススメ時間帯はあるのでしょうか？

• 休日ならみなさんいるので顔合わせしやすい。
• 朝早い時間や、夜遅い時間は避けたほうがよい。

回答を見ていると、休日の午後やごく普通の時間帯に行くのがよさそうです。

もし、相手がお留守の場合はどうしたらいいかというと、

• 共働きも多いので、2回行って留守ならお手紙を入れておくとよいと思います。
• 留守の場合、ポストなどに訪問した旨を伝える手紙やメモを残すだけでも好印象！

どうしてもタイミングが合わなければ、偶然出会った際に挨拶するのでもいいかもしれません。大切なのは気持ちです！

知らないお宅への引越の挨拶は少し抵抗があるかもしれませんが、実際にご挨拶してみれば、相手も喜んでくれてこちらも安心できるもの。
最初のハードルが高く感じるかもしれませんが、これから長く住むマンションでのご近所づきあいは大切です。

以下の体験者のアドバイスが、きっと引越挨拶の後押しをしてくれるはず。

• 挨拶にみえてくださったこと自体を、手土産だと感じた。
• 手土産の習慣をなくしてもいいと思う。思い切って手ぶらで行ってみて。

まずは笑顔で挨拶するところから始めてみませんか？