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2020.11.26

気になるホコリ、こうしてスッキリ!

気になるホコリ、こうしてスッキリ!

ふと気づくと積もっている室内のホコリ。最近は在宅時間が増えた影響で、ホコリが気になるなぁ……と感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。今回は懐かしいアイテムを活用した、家庭のホコリ取りにフォーカスして掃除のヒントをお伝えします。

  • 取材先:家事セラピストユニット「いえはな」
    石野祐子さん

  • 家事塾認定1級家事セラピスト、フリーランスエディター&ライター。
    文筆家&生活哲学家・辰巳渚主宰の「家事塾」卒業後、二之宮つもるさん(家事塾認定1級家事セラピスト、高校家庭科非常勤教員)とともにユニット「いえはな」を結成。家事を総合的に考え、暮らしを整えるお手伝いをする専門家・家事セラピストとして「家のコトは生きるコト」を伝える活動を展開している。
    ブログにて「ハタキ」に関する情報も掲載。 https://iehana.exblog.jp
株式会社マンション

どこからやってくる?ホコリの正体

今年は自粛生活の影響で在宅時間が長かったせいか、家の中のホコリが気になる方も多いかもしれません。気づくと棚の上をうっすらと覆うフワフワとしたホコリ──でも、ホコリは何からできているのか? どうしてたまるのか?と改めて考えると知らないことばかり。まずは「そもそもホコリとは?」という疑問にお答えいただきました。

そもそもホコリとは何からできて、どこからやってくる?

「トイレにホコリがたまりやすいのも、服やトイレットペーパーなどから出る繊維クズが多いせいなんですよ」(石野さん)

ホコリは大きく分けると、「布・紙製品から出る繊維クズ」「髪の毛や垢など人の体から落ちるもの」「砂や花粉など外から持ち込まれるもの」の3種類に大別できます。いずれも人の活動に伴って発生し、徐々にたまっていくもの。つまり、人が活動すればするほど増えるのは当然なんですね。

ここをチェック! ホコリがたまりがちなポイント

トイレのような繊維クズが生じやすく密閉された場所以外でも、冷蔵庫や棚の上、照明のシェードの上など、手の届きにくい場所にホコリがたまりがち。
「普段モノを動かさない場所にはたまりやすいですね。私も昔はそういう場所は大掃除の時にだけ掃除するものと思っていました(笑)」(石野さん)

ホコリがたまると見た目は気になりますが、即座に何か被害が起きることはありません。しかし、放置しておくとアレルギーを悪化させたり、コンセント周りにたまって火事の原因となったりと、困りごとにつながることも。できれば大掃除を待たずに日ごろからホコリがたまらない工夫をしておきたいですね。

現代版ハタキ掃除とは?

「モレなく」済ませるためには準備が8割!

気づくとたまっているホコリ。見ないで済むなら嬉しいものです。そこで、石野さんにホコリを手軽に取り除く工夫を教えていただきました。

ホコリ対策には空気の流れを意識

ホコリは細かい繊維クズなどが舞い上がり、降り積もっていきます。そのため、ホコリは空気の流れが少ない、冷蔵庫や棚の上などの高い場所や、部屋の隅にたまりがちです。
ホコリをためないためには、窓を開けて部屋の空気を入れ替えながら、ホコリのたまりそうな場所の空気を動かしてあげることがポイントなんだそうです。

昔ながらの「ハタキ」×最新ロボット掃除機で時短掃除

石野さんが自信を持ってお勧めするホコリ取りに大活躍のアイテムが「ハタキ」。
ただ、ホコリをはたくだけでは、床にホコリが舞い降りてたまります。そこに最新のロボット型掃除機を掛け合わせると、手間をかけずにホコリ掃除が完了です。

【ハタキ×ロボット掃除機のホコリ取り手順】

  • 1. 窓を全開にする(空気の流れを作る)
  • 2. ホコリが気になる箇所を、部屋の上部からハタキがけ(ホコリを落とす)
  • 3. ロボット掃除機のスイッチをオン(ホコリを取り切る)

石野さんは、ハタキをかける頻度は家庭の普段の掃除サイクルに合わせて、無理なく取り組むのが一番だと言います。
「私も初めはハタキに馴染みがありませんでしたが、使ってみたところ、先人の知恵はさすがだと感じました。手首のスナップをきかせて強弱を調整しながらハタキをかけるだけで、たまったほこりが床に落ちて行きます。ファミリー向けのマンションなら、家全体にハタキをかけて回っても5分もかかりません。最後にロボット掃除機でホコリを取れば、作業自体はあっという間です」(石野さん)
現代版のハタキ掃除、意外と手軽にできそうですね。

手軽に気軽に、ハタキ掃除

ハタキは空気を動かすことでホコリを払うため、ダスターやモップのように掃除の後に本体を手入れする手間もありません。掃除機のように騒音も立てないため、時間を問わずに使えるのも魅力です。ただ、最近は見かけなくなっているのも事実です。そこで石野さんが、ハタキの作り方を教えてくれました。

【ハタキの材料】

竹の棒60cm程度(ホームセンター等で購入可能)
できれば絹の布(古着など)※化繊、麻、綿でも可
タコ糸(25cm程度×2本)
クギ(長さ2.5cm程度×1本)

【ハタキのつくり方】

  • 1. 布を約4cm幅、長さ36cm程度に切ったものを12~13枚用意する。(手で裂いてもOK)
  • 2. 竹の先端から3cmほどのところにクギを打つ。
  • 3. 竹の先端に布の端を集め、クギの下側にひもを使って布を括り付ける。
  • 4. 竹をひっくり返して(布も返す)、先に括ったのと反対側の釘の下に、ひもを使って布を括り付ければ完成です。

※詳細の作成方法はこちらをご参照ください。(外部リンク)

絹地だと静電気が起こりにくく、ハタキにホコリが残りにくいのでオススメです。リサイクル着物店で好みの絹織物のハギレを選ぶのも楽しいですね。
竹の棒は、実際に握ってみて、軽くて手に馴染むものを選ぶと、気持ちよく掃除ができそうです。

実際に石野さんが作るハタキ
実際に石野さんが作るハタキ

マンションの換気口もハタキでスッキリ

マンションには24時間換気システムがありますが、気づくと換気口にホコリがたまり、空気の流れが悪くなっていることも。換気口にカバーかけた場合、こまめにカバーを交換しないと、かえって空気の流れが悪くなることもあります。

そこで、普段からホコリがたまりやすい洗面所やトイレの換気口は、掃除のついでにハタキではたいておくと、空気もスッキリと流れます。
「空気が淀むと部屋のホコリもたまりがちになります。換気をしっかりするためにも、手軽なハタキ掃除がオススメです」(石野さん)

今回はホコリの少ない生活を送るヒントをお届けしました。あまり神経質になるとストレスになりますが、先人の知恵を活用しながら、日々の時短掃除に役立てたいですね。

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