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2023.01.26

空気清浄機って、どう効いてるの?

空気清浄機って、どう効いてるの?

室内の空気をきれいにしてくれる空気清浄機。加湿機能付きや除菌性能の高さ、持ち歩けるコンパクトなサイズなど、さまざまな機能や性能のものが登場しています。
新型コロナウィルス感染症対策として導入しつつも、目に見えない空気に効果が出ているのか、実感しにくい部分もあります。改めて、空気清浄機のメリットと効果的な使い方をご紹介します。

本当に効果があるの?空気清浄機の役割とは

窓を開放して換気するのが難しい季節になると、導入を考えたくなるのが「空気清浄機」。特にインフルエンザと新型コロナウィルス感染症の同時流行が懸念されるシーズン、初めて空気清浄機の購入を検討しているというご家庭も多いのではないでしょうか?
昨今、需要の高まりに合わせて様々な機能やサイズ、特徴を備えた機種が登場しています。そこで、改めて空気清浄機の基本的な役割と、代表的な機能についてご紹介します。

空気清浄機の基本的な役割

まず、空気清浄機の基本的な役割を確認しておきましょう。主な役割は、空気中に浮遊するホコリやハウスダストといった、目に見えない細かい粒子を除去すること。近年では、空気中に浮遊する細菌やカビ、ウイルスなどへの効果をうたうモデルや、たばこ臭・ペット臭・体臭といった「臭い」の原因物質などを捕集できるモデルも多くあります。従来は花粉症などアレルギーを持っている方、喫煙者のいるご家庭、小さなお子さんがいるご家庭での利用が多かったようですが、ここ数年はPM2.5やウィルス対策として導入される方も増えているようです。

値段は数千円のお手軽な機種から数万円の高級機種まで様々ですが、基本的に値段は性能に比例すると考えていいでしょう。高ければよい、安ければ安いほどよいなど、値段優先で選ぶと、使用目的に合わないものを購入することになり、結果的に満足度につながらない場合もあります。

ちなみに、空気清浄機の耐用年数は10年程度。ある程度の年数で買い替えていくことを前提に、そのときのニーズに合った機種を買い替えていく方がコストパフォーマンスがよいとされています。空気清浄機の導入を考える際は、ご自身のご家庭で必要な機能を見極めた上で、予算に合ったものを選ぶといいでしょう。

空気清浄機、比較のポイント

近年では、空気中に浮遊する細菌やウィルス、悪臭の原因物質などまで取り除けるものや、加湿・除湿機能のあるものなど、さまざまな機能を持つものが登場しています。先ほどもふれましたが、ご自身のニーズに合う機能と価格を適切に選ぶために、空気清浄機にどんな機能があるのか、どんな役割を期待できるのかを事前にチェックしておきましょう。
下記に、空気清浄機選びで一般的に基準となる項目をまとめました。

・適用床面積(適用畳数)

近年では自動車の車内で使えるものなどコンパクトな機種もありますが、ご自宅のリビングや寝室用となるとそれなりのサイズが必要になってきます。まず、機種選びの前提となるのが「適用床面積(適用畳数)」です。 「規定の粉塵濃度の汚れを30分で清浄できる部屋の広さ」のことを表します。
適用床面積が広い方が本体価格は高くなることも多いですが、使用箇所の面積より適用床面積が広い方が電気代の節約になったり、将来的な機能低下の対策にもなります。子ども部屋などの個室に利用するのか、ある程度の広さがあるリビング・ダイニングに使うのかで、空気清浄機に求められるパワーが変わってきますので、とても重要なポイントです。

・サイズ・形状・デザイン・静音性

実際にリビングや寝室向きの空気清浄機を売り場で見てみると、意外と大きなものが多いことに驚くでしょう。部屋のどの位置に置くのか、サイズを測って生活動線を妨げないか確認しておくと安心です。
色は家電らしい白や黒のほか、ネイビーから家具のようなナチュラルカラーのものまでさまざま。デザインも選択肢が多様になっています。
部屋に置くと存在感のある家電ですので、ご自宅の部屋になじむ、違和感のないサイズと形状、デザインの機種を選びたいですね。また、使ってみると気になるのが稼働音。使用する場所やシーンに合わせて静音性の高いものを選ぶのもポイントです。

・空気を浄化する仕組み

一言に空気清浄機と言っても、仕組みによって一般的に次のように分かれます。

・ファン方式:ファンを回して有害物質をフィルターで取り除いた後にきれいな空気を送り出す。フィルターを通すので集塵機能に優れているが、フィルターの掃除や交換が必要。

・電気集塵方式:静電気で空気中の微粒子を集めてフィルターに送り、有害物質を濾過する。フィルターを通すので集塵機能に優れているが、機構が複雑で本体サイズが大きい。フィルターが目詰まりしにくく扱いやすいメリットも。

・イオン方式:空気中に放出するイオンの力でウイルスなどを不活性化させる。フィルターがないため、花粉やほこりといった粒子の大きな物質には作用しにくいものの、細菌やウィルスなどへの効果は高く、価格も比較的安い。

それぞれ長所・短所があり価格の相場も異なるので、ご自身やご家族にとって必要な機能を見極めることが大切です。

・メンテナンス性

有害物質を取り除くという役割を持っている以上、除去された物質を処理するためにも空気清浄機自体のメンテナンスが必要です。ただ、空気を浄化する仕組みによってメンテナンスが必要な個所や方法は違います。さらに、メーカーによっては自動掃除機能がついているものも。購入の際はご自宅でのメンテナンスの手間や回数などをイメージして選ぶことも、空気清浄機を上手に活用するポイントになります。

・その他の機能

空気清浄機には空気の状態を察知して強力モードになるセンサーや、スマホ連携、加湿・除湿機能など、さまざまな機能があります。こうした機能は価格に比例する場合が多いので、ご自宅のニーズと相談して必要な機能が搭載されているものを選びたいですね。

空気清浄機選びは「目的」を明確に

家族構成や使用目的で最適な機種は変わってきます。最後に、ニーズに合わせた空気清浄機の選び方をご紹介します。

・ワンルームなど、一人暮らしなら

広さに限りがあることも多いので、コンパクトなものがお薦めです。加湿機能や除湿機能など、複数の機能を兼用できる機種なら、いくつも家電を置く必要がなく、省スペースになりますね。自分でメンテナンスできるかどうかもチェックしておきましょう。

・リビングが広い部屋なら

最近のマンションで多いのが、リビングスペースが広く、開放感を持たせた居室。適用床面積が大きい機種を選びたくなりますが、本体の大きさも比例して大きくなる、デザインなど選択肢が限られてくるというデメリットもあります。色やデザインの選択肢が多い適用床面積の小さい機種を行動範囲に合わせて複数設置するという方法もありますよ。

・ウイルス・細菌などが気になるなら

冬場は特に感染症が気になる季節。免疫力に不安がある方は、ウイルス減少させ、リスクを軽減できるイオン方式の機種がお薦めです。

・アレルギーが気になるなら

花粉症などでアレルゲンを除去したい方は、効率よく換気できるフィルター方式や電気集塵方式などがいいでしょう。また、花粉などは外から持ち込まれる場合も多いので、玄関に空気清浄機を設置し、アウターは玄関周辺で着脱するなどの習慣をつけると、リビングなど生活スペースにアレルゲンを持ち込まないですみます。

・家電を増やしたくないなら

近年では、単純な空気清浄機能の他、暖房器具や扇風機として通年使えるものも増えています。一人暮らしの方や、生活スペースをシンプルに保ちたい方にとっては一定のメリットがあります。ただし、空気清浄機自体の耐用年数の関係で、まだ暖房や扇風機としては使用できるのに空気清浄機能が落ちてくる場合もあるので注意が必要です。

今回は生活空間を気持ちよく保ってくれる空気清浄機選びのヒントをお届けしました。リスクの多い冬はイベントも多い季節です。自分や家族の健康を大事にしつつ、快適なマンションライフを楽しむ手がかりにしてはいかがでしょうか。

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